玉川パイプの引抜鋼管技術とレーザー加工技術が、
世の中にまだ無いオリジナルのパイプをお作りします。
玉川パイプの冷間引抜鋼管技術は、規格外サイズのパイプをオリジナルで作ることができます。一般的な切削加工ではパイプや棒を削って希望サイズにしますが、冷間引抜鋼管加工では金型を用いて成形しながらご希望のサイズに仕上げていきますので、お客さまのニーズに合わせた特注パイプの製作が可能です。例えば、/規格の原管パイプだと許容差のフレが大きいから極力抑えた寸法にしたい/パイプをしっくりとスライドさせたい/同じサイズのカラーやリングを外内径削らずに、切断だけで作りたい/ネジ下切削加工を無しで使用したい/切削代を最小に抑えたい/長物では内径を切削できなくて困っている など、規格サイズのものではなく、どうしても特別なサイズのパイプが必要な場合に、玉川パイプの引抜鋼管技術はお役に立ちます。
＊他素材、他寸法は別途ご相談ください。
規格管の原管（左）を引抜きしたパイプ（右）
玉川パイプのミニマムロットは、母材となる原管定尺１本から。玉川パイプの引抜鋼管技術なら、規格に無いオリジナルのパイプ作りが小ロットから製造可能です。この小ロット化により、試作段階で引抜パイプを用いたものづくりが行えたり、何ｔもの大量生産をする必要がありませんので、不良在庫の解消にも繋がります。
また、作業時間の短縮やコストダウンも図れます。玉川パイプは、全国でも数少ない小ロット・短納期の対応を得意とし、切削費用との比較で場合によってはコストダウンにつながることがあります。
特注のパイプを製作するのは、大田区のものづくり優秀技能者である「大田の工匠」として大田区より表彰された若き匠達。玉川パイプ伝統の引抜鋼管技術を継承し、それをさらに高めた独自の工夫を加えながら、パイプ一本一本に魂を込めて作り上げています。
玉川パイプの引抜鋼管技術は、材料のムダが出ることがさほどありません。なぜなら、一般的な切削加工とは異なり、削るのでなく加工に使用する母材となる原管パイプを金型を使って引き抜くことで材料を伸ばして加工するため、切削クズが出ることは一切ありません。材料をムダなく生かせる環境にも優しい技術です。
「クラッドパイプ」とは、鉄と銅など異なる素材のパイプを組み合わせて作る多重構造管で、それぞれの金属のメリットをいいとこ取りできるパイプです。玉川パイプ独自の技術で金属同士の組み合わせだけでなく、鉄と木というまさに異素材で組み合わせたクラッドパイプの開発にも成功。玉川パイプのクラッドパイプ技術は、パイプの新たな可能性を拓きます。
クラッドパイプ
銅・鉄・真鍮の3層クラッドパイプの断面
鉄と銅のクラッドパイプの断面
（左）銅と木（右）SUSと木のクラッドパイプの断面
玉川パイプは創業以来「パイプに付加価値を！」をモットーに、常に新たな取り組みを行ってきました。 2020年に、レーザー板金加工を行う第2工場を新設。インデックス機能付きレーザー加工機を導入し、レーザー加工をスタート。 平板だけでなくパイプのレーザー加工まで行えるのは、玉川パイプならではの強みです。
インデックス機能付きレーザー加工機
導入したインデックス機能付きのCO2レーザー加工機は、平板素材の加工はもちろん、パイプへの穴あけや切り欠きなどの加工を高精度に行えます。これまで機械加工で行っていた複合的な加工からのコストダウン、納期短縮を可能にします。
穴開け加工
レーザーでの切り欠き加工例
パイプレーザー加工例
パイプレーザー加工例
平板レーザー加工例
