玉川パイプの引抜鋼管
7つのSTEP
原管素材選定
お客様ご指定の材種材質のパイプの原管を選定します。
用途によってはこちらからお勧めのパイプ素材を
ご提案させていただく場合もあります。
先付け
パイプの先端を潰して伸管の際につかむ部分を作ります。
焼鈍(熱処理)
高熱の炉の中にパイプを通過させて加熱する、
なまし熱処理を行います。
酸洗・潤滑
焼鈍による熱処理が終わったパイプのスケールを
除去するために酸洗します。
その後中和をさせてから、潤滑処理をします。
伸管(引抜)
精密な設計に基づく金型(ダイス・プラグ)を使用して
パイプを引き伸ばす作業工程です。
ダイスで外径を、プラグで内径を決め、ご要望のサイズに作っていきます。(サイズによっては③~⑤の工程を複数回繰り返します。)
矯正・切断
伸管工程で出た曲がりを取るために矯正機にパイプを通して
ストレートに矯正します。
矯正機でストレートになりきらない場合には
職人の手で丁寧に矯正していきます。
矯正後、お客様のご指定の寸法に切断します。
検査
矯正作業で完了ではありません。
高精度を求められるパイプの内外経寸法や
曲がりなどの最終的なチェックをします。